​ご夫婦、2歳になるゆずちゃん、それからお腹にいる赤ちゃんのための家

広島と大阪に実家をもつご夫妻。東京に暮らし始めて暫く経っていたけど、

初めてご連絡を頂いたのは、改めて物件探しをされている頃。

ご主人にとって通勤しやすい場所、奥さんにとって毎日暮らしやすく穏やかな住まい、

ゆずちゃんにとって楽しい場所、そして新しい赤ちゃんも安心して暮らせる。

そんな住まいを描いてご相談を頂いた。

築43年の駅からほど近い54㎡のマンション。駅近と思えないほど

窓の外は視界が遮られる事なく、気持ち良い風が通り抜ける。

改装前は小さく分割されていた部屋を大きな一部屋と寝室一部屋の構成に。

寝室とリビングは、子供達の様子がいつでも見える様に大きな窓で仕切る。

といっても、小さな子供の背丈ではリビング側が覗けないようにして、

夜の寝つきがよくなるように。

小さな寝室でも、携帯の充電や子供の絵本など、ベットまわりに

散乱してしまうものは、手の届く位置に収納棚を。

 

家族が一番長く過ごすリビング

ここにはゆったりとしたベンチソファー。足元はカーペットに。

床座もできるし、オムツを替えたり、子供が長い時間遊べる場所として考える。

家族それぞれが同じ空間にいながら、したい事ができる適度な距離。

ただ広いければ良いかというと、そうでもない。

小さなスペースでも、やりたいことができるように「整えられている」ことが大切に思う。

例えば、ソファーでごろごろする人は携帯をもっていたり、雑誌をもっていたり、

飲み物をもっていたり。おもちゃで遊ぶ人には沢山のおもちゃがある。

ご飯を作る人にはキッチンがあって、料理道具をしまえる場所があるように、

ソファーにいる人にはベンチ脇の本棚/収納/カウンタースペースを作り、

おもちゃで遊ぶ人には、キッチン脇に設えたおもちゃ収納。

おもちゃ収納は決まった箱のモジュールで組み立てて、それぞれがバラバラになり、

1箱だけもってリビングへ運べたり、遊び終わったら箱へしまって、元の場所まで

戻せるように。

そうやって玄関から廊下・洗面室・トイレまで、家族の暮らしぶりに合わせて

家の中を考えていくと、空間の大きさだけでは補えない広がりやくつろぎが、

​普段の暮らしをかえてくれる気がします。

project: 菊名の家

​year:2018

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