project: ペントハウスの家

​year:2017

東京の真ん中、千代田区にある7階建の7階部分の改装工事。

150㎡の広さは、横に長い建物形状になっており、最上階ならではの天窓が。

​図面無しでスタートし、全てメジャーで一辺一辺測って図面に落とし込んでく

作業だったこともあり、浴室の位置を変更せざるを得なくなったりと、改装工

事につきもののハードルもなんとか乗り越え、むしろ問題を解決していくと、より良い間取りに変わっていった。

依頼主はアメリカから帰ってきたばかりのご夫妻。ガチガチに決め込んだ要望は少なく、逆に提案を大いに受け入れて下さり、提案の中からご夫妻の「こうしたい」を汲み取って進めていった。ずっと決まらなかった天窓の形状のことも、

​なんとなく受け流してくださり、くるべき時を経て、自然の光はすっと新しい

空間のなかに溶け込む納まりに仕上がった。

寛大なご夫婦とのご縁。色々と要素を詰め込まなかったお陰か、元々の建物のもっている持ち味の中にただ心地よさが追加されたような、そんな場所が

​出来上がった。そして始めは、建物の半分だけを改装する計画でしたが、

​全部やってみようかとフルリノベーションをしたのでした。